[画像]アンリ・マティス 《横たわる裸婦》 1946年 木炭,紙 41.3×61cm Charles H.Bayley Picture and Painting Fund 2004.70 Photograph (C)2014 Museum of Fine Arts, Boston.

 名古屋ボストン美術館(名古屋市中区)では9月20日~11月30日の期間中、「美術する身体―ピカソ、マティス、ウォーホル」を開催する。第二次世界大戦後の美術における「人の姿」をテーマに、版画・油彩・彫刻・写真・映像作品100点を公開。同展の開催により、ピカソ「サビニの女たちの略奪」が日本初公開となる。入館料一般1300円、高大生900円、中学生以下無料。

 作家が生きた時代や国によって、さまざまな形で創造される主題“身体”。同展ではヨーロッパの近代美術の礎を作り上げた芸術家、デュビュッフェ、マティス、ジャコメッティをはじめ、ウォーホルやカッツなどの作品を展示。世界情勢が大きな転換期を迎えた1940年代から現代に至るまでの作品を紐解き、美術と身体がどのように関わり、それぞれの作家たちが「人の姿」に何を託してきたのかを理解する。
 今回、ピカソ晩年の名作「サビニの女たちの略奪」が日本初公開に。1962年のキューバ危機の報道を受けて描かれたと言われ、身近で大切な人々が争い合う悲しみや苦しみを一枚のカンヴァスに表現されている。その他、マティスの「横たわる裸婦」やウォーホルの「マリリン」など、名高い有名作品が一堂に会する。

 9月20日には、米・ボストン美術館の学芸員であるパトリック・マーフィを招いた講演会「人の姿ー欧米における人体表現」を開催。その他、期間中さまざまなイベントが行われる。