名古屋発の人気男性グループBOYS AND MEN(以下、ボイメン)のメンバーで、俳優としても活動する田中俊介。まもなく公開される映画『ダブルミンツ』で初めて主演を務め、個人での活躍も注目されている。映画好きを公言する田中に、犯罪や同性愛を描いた衝撃的な初主演作と映画への思いを聞いた。

一日一本、絶対に映画を観たい

映画について語ると止まらない。映画情報番組への出演でも、映画愛を刺激されているとか

── ボイメンに入る前から映画好き?

元々映画は好きでした。でも、いろんな現場で話をしてみると、映画好きって言うわりには全然作品を観られていないことに気づいて、一日一本、絶対に映画を観ることに決めました。毎日映画を観る時間を作るのは簡単ではないんですが、移動中や空き時間も利用しています。

── 映画のどんなところに魅力を感じていますか。

映画って、同じ作品でも観る人によってとらえ方がずいぶん違っていて、観る人に委ねられている部分がありますよね。それが魅力的だなって思います。僕自身、映画からいろんな知識や考え方を得られることもあり、自分がそれを発信できる側になれたら幸せです。

撮影後も抜けないほど役に入り込んだ

 映画『ダブルミンツ』は、中村明日美子原作のボーイズラブ漫画を実写化した作品。チンピラになった市川光央(田中俊介)と、同じ音の名前を持つ男、壱河光夫(淵上泰史)。高校時代に始まった二人の複雑な関係が変化していく様子が、フィルムノワール的な要素を絡めながら描かれている。

── かなり男っぽい役柄で、ボーイズラブ要素もある作品。役作りはどのように?

原作とヴィジュアルも近づけたいと思い、14kgぐらい体重を落としたんです。感覚が研ぎ澄まされて、これまでにない発想が浮かぶようなタイミングもあって、いいアプローチになりましたね。テーマになっている同性愛を扱った作品を何本も見たり、書物を読んだり、哲学的な面からも勉強しながら、徹底的に役作りをしていきました。

── この作品をどのように見てもらいたいですか?

原作の中村明日美子先生と内田英治監督が綿密に打ち合わせをして作られた脚本なので、原作ファンの期待を裏切らない作品に仕上がったと思います。また、フィルムノワール的な作品が好きな男性や、本格的な映画ファンの方にも面白いと思ってもらえるのではないでしょうか。純愛物だったり、破滅的なクライムサスペンスだったり、いろいろな見方ができる作品なので、何回も見てもらいたいです。

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