リビアにて

「ドーン」黒い砂煙が舞い上がり、爆音が響くと同時に、身体がびくりと縮こまる。数メートルほど先にいた兵士が銃をもったまま尻餅をついた。2011年3月、リビアの独裁者カダフィー大佐に反旗を翻した反政府側民兵たちは、首都トリポリにむけて進撃を続けていた。

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そんな彼らに待ったをかけるように、軍備にまさる政府軍が次々と迫撃砲を撃ち込んできたのだ。
ここが砂漠だったのは幸いだった。市街地だったら、飛び散る破片やコンクリートの塊で間違いなく周りの人間はやられていただろう。

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