とめどなくゴミが打ち上げられる砂浜

 アラビア海に面するインドの大商業都市、ムンバイ。海岸線につづくマリーン・ドライブの歩道は、夕暮れ時になると家族連れや恋人たちで賑わいをみせる。しかし、ひとたび砂浜にでれば、とめどもなくうちあげられるゴミの山。1400万の人間達がゴミを掃き出すこの町では、悲しいかなこんな光景も日常の一部と化してしまう。

 ムンバイに住む友人からこんな話を聞いたことがある。ビニール袋をポイ捨てした年配女性に注意をしたら、その女性はこう言い返してきたというのだ。「路上にゴミがなくなったら、それを拾う人間の仕事がなくなってしまうでしょう」

フォト・ジャーナル - 高橋邦典 第2回

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします