#01 混沌の街

アレッポ市サラハディーン地区の通り。ほとんど全ての建物が戦闘の被害を受け、街は壊滅した。

自由シリア軍が行う配給に押し寄せる人々。

家財道具を満載し街を出て行くトラックを見るのはアレッポの日常風景である。

2011年3月に「アラブの春」の波を受けて革命が始まったシリアは、もう間もなく3度目の夏を迎えようとしている。アルファベットと農業が生まれ、人類史の中で最も古くから連綿と生活、文化、歴史を積み上げてきたこの国がいま、人間の手によって破壊されようとしている。それぞれ異なる外国勢力に後押しされたアサド政権側の政府軍と、政権打倒の為に戦う自由シリア軍の戦いは終わりが見えず、人々の生活と心は限界を迎えている。

Copyright (C) Suzuki Yusuke. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします