洗濯で使う柔軟仕上げ剤の臭いで体調不良になったという消費者からの相談がここ1、2年急増していると、国民生活センターが19日発表しました。同センターでは、商品を選ぶ際、臭いの強さや種類を参考にするよう注意を呼びかけています。

 柔軟仕上げ剤の臭いについて全国各地で寄せられた相談件数は、2008 年度は 14 件でしたが、2012 年度は 65 件に増え、2013年度は前年同期を上回る勢いで増えているといいます。これまで寄せられた 187 件のうち、体調不良を含む「危害情報」は115 件で、うち24件は呼吸器障害を訴える相談でした。

 自分以外の人が購入した商品についての相談が7割あり、近隣で使用された柔軟仕上げ剤の臭いが窓から入ってきたとみられる事例も多いとのことです。

 相談事例の中には、「臭いで気持ち悪く、体調不良になる」「隣人の洗濯物の臭いがきつ過ぎて頭痛や吐き気がある」といった声が出ており、中には「柔軟仕上げ剤を使用したタオルで顔をふくと妻も自分もせきが止まらなくなった。医師の診察を受けて複数の薬を処方してもらった」という30歳代男性もいます。

 国民生活センターは、商品を選ぶ際、臭いの強さや種類を参考にするとともに、自分にとっては快適な臭いでも他人は不快に感じることもあるということを認識しておくべきだと呼びかけています。

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