[写真] 自動車脱出ハンマーのウインドーガラス破砕性能テスト(国民生活センター提供)

 乗用車の水没事故などで車内に閉じ込められたときに窓ガラスを割るための自動車用緊急脱出ハンマーについて、市販の19銘柄のうち5銘柄がガラスを割れなかったことが、国民生活センターの性能テストで分かりました。

 同センターが7日発表したテスト結果によると、熟練した技術者であっても窓ガラスを3回以内で破砕できなかったものが5銘柄ありました。また、耐久性テストで本体に不具合を生じたものが3銘柄あり、このうち2銘柄は窓ガラスを破砕できなかったものと重複していました。

 国民生活センターは昨年も3回にわたって同様のテスト結果を公表しており、窓ガラスを破砕できない銘柄については事業者が自主回収を行ってきたとのことです。日本には自動車用緊急脱出ハンマーの性能に関する規格・基準はないため、同センターは業界の自主基準作りを要望しています。

 今回のテストは、2012年12月~2013年9月にカーショップやネット通販などで入手した15社19銘柄を対象に、ドイツのGSマーク認証試験に準じて行われました。

■国民生活センターの発表文(ページ下段に、業者名・銘柄入り報告書本文へのリンクも)
自動車用緊急脱出ハンマーのガラス破砕性能