[図解] 2012年衆院選における1票の格差

 民主党から自民党への政権交代が起きた2012年12月の衆院選をめぐり、最高裁は20日、「投票価値の平等に反する状態だった」と述べ、小選挙区の区割りを「違憲状態」と判断しました。「1票の格差」は最大2.43倍でした。どういう意味でしょうか。

「1票の格差」とは、選挙区の有権者数によって、1人ひとりが投じる1票の価値に差があることです。

 1票の価値は議員1人当たりの有権者数を比べることで計算します。人口の多い都市部で低くなり、人口の少ない地方で高くなりがちです。

 昨年12月の衆院選の場合、人口最少の高知3区(有権者約20万人)と最多の千葉4区(同約50万人)とでは、2.43倍の格差がありました。

 2.43倍の格差というのは、高知3区が「1人1票」だとすると、千葉4区は「1人0.41票」の価値しかなかったわけです(1÷2.43=0.41)。これが「投票価値の平等に反する状態」と判断されました。

【図表】「0増5減」で議席が減る県