[写真]三沢基地上空を飛行するB-52H(2011年9月4日、小山英之氏撮影)

中国が尖閣諸島上空を含む空域に防空識別圏を設定したことが問題になっています。そして26日、アメリカの戦略爆撃機「B52」が、中国に事前通報しないまま尖閣諸島周辺上空を飛行しました。

[図説]中国が尖閣上空に防空識別圏を設定

B52は、ボーイング社が開発した爆撃機で、1955年から米軍で運用が始まりました。ベトナム戦争や湾岸戦争、イラク戦争で実際に爆撃を行っています。

長距離飛行できることが特徴のひとつです。1万6000km以上の距離を飛ぶことができると言われています。今回はグアムの空軍基地から飛来。ベトナム戦争の時は沖縄から北ベトナムまでを飛行、湾岸戦争やアフガニスタン攻撃の際には、インド洋のほぼ真ん中にあるディエゴガルシア島から出撃しています。

防空識別圏というのは、戦闘機が緊急発進する際の判断基準となる空域ですが、中国からの警告や緊急発進はなかったと伝えられています。ウォール・ストリート・ジャーナルは今回の飛行について、「中国に対する直接的な挑戦ないし異議申し立てを意味する」としています。

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