ふるさと暮らしを希望する都市住民と地方自治体のマッチングを支援するNPO「ふるさと回帰支援センター」(東京都千代田区)は30日、2013年の移住先人気ランキングをまとめた。1位は3年連続長野県で、同センターは「定期的にセミナーを開催し、着実に希望者を伸ばしている」と分析。センターには20代から40代の若者世代の相談者も年々増加していると言い、移住する場合の優先順位として「就労の場を意識している人が増加している」としている。

家族らと再訪したい出張先1位は?

[図表]田舎暮らし、移住先人気ランキングトップ10

2位は山梨県で元々人気がある土地。2013年6月から移住・就職相談ができる窓口を開設してから、一気に希望者が増加したという。3位は岡山県。東日本大震災以降、「災害の少なさ、温暖な気候から子育て世帯の相談が増加している」(同センター)ことから、2年連続で3位内にランクインとなった。「くまモン」や「うどん県」で積極的に地域をPRしてきた熊本県や香川県も、それぞれ5位、8位とランキング上位に。

若者世代の相談者が年々増加しており、相談者の過半数を超えているという。移住する場合の優先順位として「就労の場があること」を意識している人が増加。地方においてもインターネットなどのインフラが充実していることや安全安心を重視する子育てへの関心などが、相談増加の背景にあると見ている。

リタイヤしたサラリーマンなど団塊世代の移住相談も依然として多いが、同センターでは「移住希望者にどの様な支援、生活基盤を提供できるかがポイント」としている。

調査は、昨年1年間に、同センターが運営する「ふるさと暮らし情報センター」に相談に訪れた1642人を対象に行った。