#01 イラク戦争開戦1か月前

国際社会に訴える目的か多くの幼い子供達が反戦のデモに加わっていた。

14歳の少女は白血病に苦しんでいた。「白血病に効く薬さえあれば回復の見込みが高い症状だが、その薬がイラクにはない」と医師は涙ぐんだ。

2003年2月。
イラク戦争が始まってしまうかどうか国際社会が注目する中、各国から戦争を止める為にヒューマンシールド(人間の盾)の人達がイラクに終結した。
彼等が目にしたのは平和を訴えるイラクの子供達。そして湾岸戦争時に使用された劣化ウラン弾の影響でガンや白血病に苦しむ子供達だった。
アメリカは自軍の兵士にも劣化ウラン弾の影響と思われるガンや白血病の患者が続出しているにも関わらず劣化ウラン弾とガンや白血病との因果関係を否定している。
原因はともかく、湾岸戦争以降イラクに対して経済制裁が行われていて、人道的な部分であるガンや白血病に効く薬さえ輸入できない状態が続いていた。

Copyright (C) Kubota Hironobu. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします