オバマ大統領の訪日スケジュールが終わり、日本を後にするVC-25A「エアフォース・ワン」(2014年4月25日、小山英之氏撮影)

アメリカのオバマ大統領が23日夜に大統領専用機「エアフォース・ワン」で来日、そして訪日スケジュールを終えて同機で日本を後にしました。この「エアフォース・ワン」とは何なのでしょうか?

「エアフォース・ワン」というのは、特定の機体を指す愛称ではありません。「大統領が搭乗した空軍機」に付けられる識別名です。つまり、大統領が乗っていないときは「エアフォース・ワン」と呼ばれないのです。アメリカ大統領が海兵隊機に搭乗した場合は「マリーン・ワン」、海軍機に搭乗した場合は「ネイビー・ワン」と呼ばれます。

[写真]羽田空港のVIPスポットに駐機するVC-25A(2014年4月24日、小山英之氏撮影)

今回「エアフォース・ワン」として任務についたのはボーイング747型機をベースにしたVC-25A型機です。

アメリカの首都ワシントンにほど近いアンドルーズ空軍基地に所属する機体で、大統領が地上と同じように執務を行うための設備が完備されているほか、空中給油やミサイル防衛システムなど、常にテロと隣合わせのアメリカ大統領を護衛するための軍用機としての側面も兼ね備えています。このため、通称「空飛ぶホワイトハウス」とも呼ばれています。