[画像]セレモニーに参加したケビン・ユーキリスら世界一メンバー

痛めている左足かかとの治療で、一時帰国中の楽天、ケビン・ユーキリス内野手(35)が28日(日本時間29日)、古巣のレッドソックス本拠地のフェンウェイパークを訪れ、治療中の左足かかとについて「全治3ヶ月から6ヶ月」と見通しを語った。この日は、“バンビーノの呪い”を解いて86年ぶりにワールドシリーズを制覇した『2004年のレッドソックス』から10周年を記念して、イベントが行われ、優勝メンバーが一同に集まった。癌の闘病中であることを公表したカート・シリングや、お馴染みのトレッドヘアを短く切ったマニー・ラミレスらV戦士と共に、セレモニーで紹介されたユーキリスは手を振って大歓声に応えていたが、左足にはまだ痛みを抱えていた。

■退団の可能性は「分からない」

「個人差はあるが、医者は3〜6ヶ月を要すると言っている。治りさえすれば、すぐにでも日本に戻ってプレーしたいけれど、こればかりはどうしようも出来ない。タイムテーブルはない。今でも痛みはあるし、歩く以外は特に何もせず、安静にして、治療に専念している」と、現状を語った。最短でも3ヶ月なら、前半戦絶望は確実だ。最悪6ヶ月を要すれば、事実上の今季絶望となる。そうなれば、日本に戻ることなく、このまま退団も。その可能性を問われたユーキリスは「それは自分でも分からない」と、語るに留まり、否定も肯定もしなかった。

■当初の予想より事態は深刻

ケーシー・マギー内野手が、“メジャー出戻り”となるマーリンズ移籍で空いた穴を埋めるために、昨年オフ、楽天が年俸3億円で単年契約したユーキリスだったが、今季は21試合で打率.215、1本塁打、11打点。4月27日に左足底筋腱炎で出場選手登録を抹消された。米国での再検査と治療を希望して、5月7日に一時帰国。「1日も早く完治させて、日本に戻りたい」とコメントしていたが、事態は当初の予想より深刻な様子だ。

現在は、1週間に1度、カリフォルニア州の主治医の元で電気治療などを受けている。「これまで高周波の治療を続けてきたけれど、あまり効果がないので、これからは低周波の治療も行っていく。来週からは更に治療の種類を増やしていく予定だ。手術などは考えていない。治療を続けていくしか方法はないんだ」と再来日のメドは立っていない。