[写真]「Crokinole」のボードの一例(photo by Alessio Sbarbaro)

 宮内庁が9日公開した「昭和天皇実録」の中で、「クロックノール」という記述があり、謎の遊びとして紹介されています。報道によると、実録をまとめた宮内庁もどんな遊びか「分からない」としていますが、ネット上では、「Crokinole(クロキノール)」という卓上ボードゲームのことでは、との見方が出ているようです。

 英語版Wikipediaなどによると、Crokinoleとは2人ないし4人のプレーヤーで行う卓上サイズのボードゲーム。シャッフルボードやカーリングに似た要素を持ち、ボードには5ポイント、10ポイント、15ポイントの同心円と真ん中に浅い20ポイントの穴があるといいます。

 ブログ「呆老冷水録-Don't be silly Grand'pa!」では、「直径3センチほどの木製の円形のコマをひとつずつ指先ではじき、交互に相手のコマを盤上から落とし合って残りゴマの点数を競う極めて単純なゲーム」と説明されています。

 Crokinoleには世界大会もあり、毎年6月に開催されているようです。また、かつて日本にもあった「闘球盤」ゲームに似ていて、カナダで盛んに行われているとも紹介されています。

 クロックノールについては、毎日新聞の記事によると、学習院大学史料館の長佐古美奈子学芸員がゲートボールの原形とされる「クロッケー」の可能性があると推測しています。

 昭和天皇が熱心に遊んだとされるクロックノール。実際はどんな遊びだったのでしょうか。