福島第一原発事故で、現場の指揮をとった吉田昌郎所長の証言をまとめた「吉田調書」について、朝日新聞社が11日午後7時30分から会見。同社は「『吉田調書』報道については誤った部分があった」と記事を訂正。一連の自社報道について説明した。

会見する朝日新聞の木村伊量社長(中央)

 朝日新聞は今年5月20日付の朝刊で「吉田調書を入手した」として、「第1原発にいた所員の9割が吉田氏の待機命令に違反し、撤退した」と報じていた。それに対し、産経新聞が8月18日に吉田調書を入手して報道した内容は「命令違反による撤退はなかった」とするもので、解釈が異なっていた。