衆参国会質問数ベスト10は、この議員

 初回の前回は、国会議員の質問回数を、客観的なデータから政党ごとに見ていきました。今回は、実際にどんな議員が多くの質問をしているのかの質問回数ランキングについて衆参それぞれのベスト10を紹介していきます。

【図表】国会議員質問回数ランキング(政党別)

[表]衆議院質問回数ランキング(議員別)

 186国会において、衆議院で最も多く質問をしたのは、54回で、塩川鉄也 議員(共産)。次いで、2位は42回で、中島克仁 議員(みんな)、3位は39回で、井坂信彦 議員(結い)、4位は38回で、大熊 利昭 議員(みんな)と高橋千鶴子 議員(共産)の2人、6位は35回で、林宙紀 議員(結い)と柏倉祐司 議員(みんな)の2人、8位は34回で、佐藤正夫 議員(みんな)と笠井亮 議員(共産)の2人、10位は33回で、赤嶺政賢 議員(共産)となっています。

[表]参議院質問回数ランキング(議員別)

 一方、参議院で最も多く質問をしたのは、59回で、福島みずほ 議員(社民)。次いで、2位は40回で、東徹 議員(維新)、3位は37回で、田村智子 議員(共産)、4位は33回で、山田太郎 議員(みんな)、浜田和幸 議員(無所属)、小池晃 議員(共産)、仁比聡平 議員(共産)と4人、8位は31回で、藤巻健史 議員(維新)と井上哲士 議員(共産)の2人、10位は30回で、又市征治(社民)でした。

 衆参のこのベスト10を政党ごとに見ると、衆議院は、みんなと共産が4人ずつ、結いが2人。参議院は、共産が4人、維新と社民が2人ずつ、みんなと無所属が1人ずつとなっています。

 衆参通じて、自民や公明といった与党議員が1人もいません。野党第一党の民主も1人もいないというのも、こうしたデータから見えてくる特徴と言えます。

 前回も紹介しましたが、質問時間が議員数などによって政党に配分されている事が多いのですが、その配分された質問時間を、所属議員に配分していくと、大政党では順番がなかなか回ってこないという状況になる一方、小政党であると、複数の質問を特定の議員で分担しなければならないという状況になるため、小政党の議員の質問回数が多くなるという傾向があると言えます。