[写真]春節を祝うように舞う龍(撮影、石橋崇司)

 2月19日、中国・香港は春節を迎えた。日本では、赤い提灯や獅子舞といった横浜や神戸の中華街で催される正月の様子がニュースで伝えられる。しかし、本場の香港ではどんな風に1年の始まりを祝うのだろう? 日本の正月と何が違うのだろう? きっと、日本でみる春節とは違う風景が見えてくるはずだ。香港政府観光局の招きで現地を訪れた。

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空港のラウンジはすでに香港?

[写真]羽田空港、キャセイパシフィックのラウンジ(撮影、石橋崇司)

 2月19日、羽田空港国際線ターミナルから出発することになった。出発便はキャセイパシフィック航空。フライトまで時間があったので、同航空のラウンジに向かう。海外の航空会社が羽田に自社ラウンジを構えたのは同社が初めてだという。

 ラウンジは天井まである程の大きなガラス張りで、自然光が入ってくるので、落ち着きと明るさが同居する心地よい雰囲気。加えて、ゆったりとしたソファーと落ち着いた雰囲気のライト、観葉植物が広々とした空間に並べられていた。広さは990平方メートルあり、約200人が利用できるという。この日は平日のためか、そんなに混み合っておらず、周りをあまり気にせず自分だけの空間を満喫できた。

[写真]ラウンジでは坦坦麺やフレンチトーストなどを無料で注文できる(撮影、石橋崇司)

 ここでは、食べ物や飲み物が無料で提供されており、いつでもオーダーできるようになっている。香港の航空会社ならではの「ザ・ヌードル・バー」で担担麺とフレンチトーストをオーダーした。

 器やお皿が土の温かみを感じる焼き物であったり、フォークやナイフは角の丸いフォルムのものであったりと、食べ物だけでなく、食器に至るまで細かなこだわりを感じた。運営はホテルオークラのグループ会社が担っているそうで、ホスピタリティーの高さは申し分ない。

 ラウンジのガラスの向こう側では、今か今かとゲートに整列した飛行機がフライトを待つ。ソファーに座りながら眺めながら食事を取っていると、気分が高まってきた。

約4時間の空の旅

[写真]乗客の搭乗を待つボーイング747(撮影、石橋崇司)

 おなかの準備ができたところで、羽田から午前10時45分発のキャセイパシフィック543便で出発。香港へは約4時間の空の旅。何より、成田ではなく羽田からフライトできるのはアクセスの観点から便利だ。アッパーデッキの席は操縦席に隣接していた。ビジネスクラスのシートの幅は十分広く、足も自由に伸ばせるので快適だ。