[写真]JAFがおこなった摩耗タイヤのブレーキテスト(提供:JAF)

 ゲリラ豪雨や梅雨といった降雨シーズン目前に控え、日本自動車連盟(JAF)が摩耗タイヤの危険性をテスト。JAFでは「法律で基準値内とされる磨耗度であっても、雨天時の路面では、速度が上がるにつれて車が水の上を滑り、ブレーキやハンドル操作がきかなくなる」と注意を呼びかけている。

[写真]ウエット路面における時速100キロの制動距離(提供:JAF)

 JAFでは、(1)新品タイヤ(2)5分山タイヤ(3)2分山タイヤのノーマル3種類と、(4)5分山のスタッドレスタイヤを用意し、テストした。

 一般道を想定して時速60キロで走行、ブレーキをかけた場合、新品タイヤと5分山タイヤでは、ドライ・ウェット路面ともに、制動距離に大きな差は見られなかった。

 他方、高速道を想定した時速100kmのウェット路面で2分山タイヤと、5分山スタッドレスタイヤでブレーキをかけた場合は、それぞれ約1.7倍、約1.4倍と制動距離が長くなった。

 また、時速60キロで半径20メートルのカーブに沿ってハンドルを切りながらブレーキを踏む「旋回ブレーキテスト」でも、ウェット路面では、2分山タイヤと5分山スタッドレスタイヤでは、制動距離と外側への膨らみが大きく見られたとしている。