喜びを爆発させるアメリカチーム(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

 女子のワールドカップの決勝が6日(現地時間5日)、カナダのBCプレイススタジアムで行われ、日本は2-5でアメリカに敗れ、連覇を逃した。開始直後の時間帯を使われた奇襲攻撃で2失点。セットプレーで本来の高さを使わずにグラウンダーのボールとスピードを生かすという意表を突かれた攻撃だった。動転した日本は、守備陣を立て直す前に、続けさまにミスが出た。前半16分までに大量4点を失い、2点を返したものの、この大量失点が最後まで重くのしかかった。

 試合後、佐々木監督は、「もうひとつ立ち上がりに気をしめていれば、というところもあるが、最後の最後まで選手は、よく走ってくれた。僕自身も、選手に誇りをもっている。相手も勝つために勢いを持って来ていた。入っている選手を信じて戦況を見ていた。この4年間、チャンピオンとして、いろんなプレッシャーがある中で、このステージまで上がってきた。選手はよくやってくれた。(課題として)細かいことはたくさんあるが、ファイナルまで来たことは、まずは成功だと思う。今後、若い世代がここに入って来て、さらにパワーアップすることが大事。結果は出なかったが、あきらめずに走りきる姿はみせられた。(この4年を振り返って)選手たちと楽しく、ここまでサッカーを積み上げてこれて幸せだった」と語った。

 またキャプテンの宮間は、「応援してくださった皆様に申し訳ないなという気持ちです。でも、後悔はありません。チームを勝たせられなかったことが、一番悔しいが、みんなが最後までやれたと思います。自分が、やれることすべてやったし、チームのみんなも毎日、文句も言わずに努力をしてきた。今回は(ワールドカップを)とれなかったけれど、みんなはよくがんばったと思う。ただ、ワールドカップの優勝と準優勝では違うので本当に申し訳ない。むずかしい試合になったが、全員がチームのために戦えた。なでしこは、まだまだ続いていく、これからも、皆さんに応援してもらえるチームでありたい」と目を真っ赤にした。

 最後に「この4年で手にできたものは?」と聞かれて「最高の仲間だと思います」と、胸を張って答えたのが印象的だった。

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