仙台天文台で販売されている地球そっくりの「アースキャンディー」

 仙台市天文台が販売している地球そっくりのキャンディー「アースキャンディー」が美しいと話題になり、館内のショップで売り切れるほどの大人気商品となっている。仙台市天文台の担当者は「まさかこんなに売れるなんて」と、想定外の事態に驚いている。

 「アースキャンディー」は、仙台市天文台のオリジナルグッズ制作チームが開発した商品。透明なアメの中に、地球の写真を印刷した食べられるフィルムが入っており、宇宙から見た青々とした地球の姿を想起させる神秘的な作品に仕上がっている。

ショップには「品切れとなっております」の文字が

 昨年4月に発売し、お土産の中では売れ筋ではあったが、これまでは売り切れるほどではなかったという。急激に売れるようになったきっかけは、仙台市天文台を訪れた客のtwitterでの投稿。8月中旬に客が購入した「アースキャンディー」を撮影した写真がtwitterに投稿されると、これまでに1万3千回以上リツイート(引用)され、「美しい」と話題になった。

 仙台市天文台のショップでは8月、用意していた約1500個が完売。売り切れ後もアースキャンディーを買い求めに来る客が絶えず、全国各地から問い合わせも相次いでいるという。仙台市天文台はあす9月3日に商品を再入荷予定で、館内のショップでの販売を再開する。

「23.4度傾けて食べてほしい」と話す仙台市天文台広報の鈴木真理子さん

 仙台市天文台広報の鈴木真理子さんは「グッズの素材として提案された丸いキャンディーを見たときに、見た目も綺麗な地球を使ったキャンディーにする案が生まれた」と開発のきっかけを話す。地球の写真がキャンディーにきれいにプリントされず、何度も試行錯誤を重ねたそうだ。鈴木さんは「まさかこんなに売れるとは思いませんでしたが、ありがたいことです。商品を通じて、宇宙を身近に感じてもらえたら」と話している。

 「アースキャンディー」は地球の地軸の傾き「23.4度」に合わせて作ってあるので、食べるときに「23.4度」傾けて食べるのが天文台のおすすめ。味がイチゴ味である理由は「特にない」という。天文台では、今年の皆既月食を記念して発売された「ムーンキャンディー」も販売している。どちらも価格は1個200円。
(安藤歩美/THE EAST TIMES)