「カリスマ性はないが、遺産を残したリーダー」

 ペイス氏は潘基文事務総長について、「明らかに、強くてカリスマ性があるリーダー、話し合いがうまい人物とはみなされていないが、私は、彼は与えられた地位に対して、最善と全力を尽くし、彼のレガシー(遺産)は尊敬に値するものだと多くの人が同意するだろうと考えている」として、人権や開発分野での優れた功績を評価する。一方で選定過程の問題上、国連事務総長は常任理事国に迎合する傾向が出てしまうため、「日本を含む常任理事国以外の188カ国が立ち上がり、国連事務総長を選ぶ手続きを改革する努力が必要だ」と話した。

◇ウィリアム・ペイス氏
世界連邦運動世界政策研究所(WFM−IGP)専務理事。国際刑事裁判所(ICC)国際NGO連合代表、「保護する責任」を求める国際NGO連合代表、「安保理改革」を求める国際NGO連合代表も務める。国際正義、法の支配、環境法、人権分野について、30年間以上のキャリアを持つ。

(中野宏一/THE EAST TIMES)

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします