里崎氏がピックアップした12球団キャンプのチェックポイント

 待ちに待ったプロ野球のキャンプイン(2月1日)が近づいてきた。巨人、阪神、横浜DeNA、楽天の4球団は、新しい監督の船出。ペナントレースの行方に多大な影響を与えることになる新外国人も、セ・リーグに16人、パ・リーグに12人と全球団に加わる。また昨秋のドラフトで入団した注目のルーキーもズラリと揃っていて話題に事欠かない。評論家2年目としてキャンプ巡りを行う元千葉ロッテの里崎智也氏に各球団のチェックポイントを聞いてみた。

――キャンプ、オープン戦は、どこを見る?
「新外国人とルーキー。プラスしてチームが期待をかけている若手ですね。実績のある選手については、調整具合はどう?くらいなもので、トリプルスリーの山田と柳田の今年はどうなんだ?という視線では見ません(笑)。それと故障や不調などで昨季に結果を残せなかった復活組の動向ですかね。まだ明らかなウイークポイントや課題を持っているチームもありますから、その取り組みを見たいですね」

――スコアラーの視線と一緒だ。気になる復活組は?
「セは、阪神の球児、巨人の内海、中日の岩瀬、それとFA移籍した1年目に結果を出せなかった元同僚のヤクルトの成瀬。パは、ソフトバンクの松坂、和田。チームとしては、すでに戦力が100パーセント整っていて、彼らの復活がチームの浮沈に大きな影響を与えるわけではなく、あくまでも100からのプラス戦力ですが、ファンやメディアには気になる存在でしょう。ロッテから楽天にFA移籍した今江、広島を自由契約になって楽天で再チャレンジする栗原の2人にも注目しています」

――個人的には阪神の藤川球児が気になるんだけど。
「先発なのか、中継ぎなのか、抑えなのか。まだ起用法も決まっていませんよね。そのポジションによって可能性も変わってくるでしょう。ポイントは、やはりストレートの球威が全盛期にどれだけ戻っているか。細かいコントロールを持っているピッチャーではありませんから、ストレートの力が成否を分けます」