今月7日に放送された読売テレビ系の情報バラエティー番組「上沼・高田のクギズケ!」の視聴率が、ローカル局制作の番組としては異例となる16.1%を記録して話題を集めている。

 関西エリア、中京エリアを中心に放送されている同番組は、“トークの女王”こと上沼恵美子と“テキトー紳士”の高田純次が、さまざまなニュースを独自分析し、パネラーとともに思わずテレビ画面に“クギズケ”になるニュースの新解釈を届けるという内容だ。

“トークの女王”が「ゲス極」川谷、上西議員、狩野英孝をバッサリ

 2011年の番組スタート以来、過去最高視聴率を記録した今月7日放送回では、芸能リポーターの井上公造氏が元タレントの島田紳助さんから届いたメールとして、紳助さんが不倫騒動で休業中のベッキーについて、

 「すべてをかけたベッキーは素敵。悪いのは全部男です」、「絶対守らないといけない男がゆるすぎる。写真撮られたり、離婚してないのに親に会わせたり……」などと擁護するコメントを紹介。

 これに対して、司会の上沼が「この男が一番悪い。1回(妻のもとに)帰って。言うほどの男じゃなかったと、1週間でイヤになるわ」など、ベッキーの不倫相手でロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(えのん)をバッサリと切り捨ててみせた。

 また同番組は、昨年に“国会病欠騒動”で維新の党から除名された“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員や“二股騒動”の渦中の狩野英孝(えいこう)など渦中の人物をゲストに招き、上沼が舌鋒鋭く疑問をぶつけたり、“公開説教”するシーンがたびたび注目されている。

上沼の過激ながらも笑えるトークが好評

 関西ローカル番組を中心に活動する放送作家は同番組の魅力をこう説明する。

「番組スタート当初は、東京発信のキー局の番組ほどしがらみに気を遣う必要のないローカル番組の特長を活かし、芸能リポーターをはじめとしたパネラーが業界の裏ネタなどを暴露し、それに上沼さんや高田さんが独自の感想コメントをするスタンスでした。でも最近は、上沼さん本人が率先して先頭に立ち、話題の人物に厳しいツッコミを入れながらも、笑えるトークで視聴者を魅了しています。番組のスタイルを変えたあたりから視聴率も上昇し、日曜日の昼間という時間帯ながら、ほぼ2ケタ台をキープしています」

 近年の躍進の背景には、旬の人物がゲスト出演したり、レギュラーの井上氏をはじめとするパネラー陣の特ダネ情報もさることながら、やはり上沼の存在感も大きいという。