[写真]笑顔で語る久本雅美さん

 女優、タレント、司会者と多彩な顔を持つ久本雅美さん(57)。自らのホームグランド「WAHAHA本舗」の公演「ラスト2~NEW HOPE 新たなる希望~」(5月8日~15日東京国際フォーラム公演など全国16カ所25公演)でも八面六臂の活躍を見せます。マルチという言葉の枠を超えるほど幅広く活動する久本さんですが「この人がいなかったら、今の私は絶対にない」と断言する恩人への思いを語りました。また、昨年ラブコールを贈られた大物芸人さんについても素直な気持ちを明かしました。

[写真]明るく話す久本雅美さん

 私は、本当に、本当に、いろいろな方に支えていただいてますからね。お世話になっている方がたくさんいる。ただ、恩人を一人挙げるんですもんねぇ。そうなると、やっぱり「WAHAHA本舗」主宰で作・演出の喰始(たべ・はじめ)さんです。この人がいなかったら、今の私は絶対にないですから。

 「劇団東京ヴォードヴィルショー」にあこがれて高校卒業後に上京し、実際に入団させていただきました。ただ、3年で辞めて、柴田理恵らと劇団「WAHAHA本舗」を立ち上げました。それが1984年のこと。もう30年以上前の話になりますけど、あこがれの「劇団東京ヴォードヴィルショー」を出てまで始めたわけですから、そりゃ、これは大きな決断でした。

 それでもやろうとなった理由が当時「劇団東京ヴォードヴィルショー」で文芸部のお仕事もされていた喰さんだったんです。

 それだけ喰始の作品が好きで、惚れ込んでいたということですよね。笑うためには何でもやる。過激でシュールで独特な世界が大好きだったんで、一緒に劇団を作りませんかと持ち掛けて。それまで一匹狼だった喰さんもやろうとなってスタートしたんです。

 喰さん、手掛けた番組的に言うと「巨泉×前武ゲバゲバ90分」だとか「カリキュラマシーン」だとか、かなりとんがったことをされてるんですけど、人間的には、とにかくやさしい。絶対に怒らない。「好きなように、好きなことをしなさい」というのが基本ですし。