横浜DeNAの開幕投手が山口俊(28)から井納翔一(29)に変更になった。ラミレス監督が20日のオープン戦の楽天戦後に発表したもの。ラミレス監督は、昨年末の時点で山口を開幕投手に抜擢することを明言し、山口も、新球ワンシームを覚えるなど順調に調整を進めていたが、12日のイースタンのロッテ戦で一塁のベースカバーに入った際に右足首を傷め、前日の最終登板が回避されていた。右足首の回復の様子を見ながら、開幕投手を任せるかどうかの話し合いが持たれていたが、この日、ラミレス監督は「山口は万全ではない。シーズンにエースとして働いてほしいので、開幕は無理せず、100%の状態でチームに戻ってきてもらいたい」と決断、代役の開幕投手には、井納を指名して本人に伝えた。

ラミレス監督は、井納を抜擢した理由として「オープン戦でも結果を残しているし、2年前の良かったときの気持ちもユニホーム姿も蘇ってきている。井納ならば、開幕にあてて勝てると思う」と説明した。

 2年前には11勝9敗の成績を残してローテーションを支えた。昨季は伸び悩み、マウンドに上がってみないとわからぬ不安定さを解消できなかったが、そのポテンシャルは疑いがなく、リズムに乗ると手のつけらないほどのピッチングをする。ラミレス監督は、本人に「開幕は重要だ。君の普段通りのピッチングをしてくれば心配はない」と話をしたという。

 井納が開幕を務めるのは初。19日の西武戦に先発し、4回1安打無失点の文句のつけようのないピッチングでローテーション入りを引き寄せていた。25日の広島との開幕戦までには、ちょうど中5日での登板となり、調整に対しての不安はない。

 また山口に関しては、今後、故障の様子をみながら、早ければ先発予定を1度、遅くとも2度飛ばすスケジュールで復帰する予定。26日の第二戦の先発には、ベテランの久保康友(35)を起用することも合わせてラミレス監督から発表された。