楽天の守護神・松井裕は健在。OP戦で優勝すれば勢いにのれる? 写真・黒田史夫

 オープン戦の最終戦となる横浜DeNA対楽天戦が、今日21日、横浜スタジアムで行われるが、実は、この試合が、オープン戦の優勝と最下位にかかわる重要な試合となった。楽天が勝ち、首位の阪神がオリックスに負けか引き分けで楽天が優勝。楽天が引き分けでも阪神が負ければ優勝となる。また現在、最下位の横浜DeNAも楽天に勝ち、11位のヤクルトが日ハムに敗れるか引き分けで最下位脱出となる。

 オープン戦成績と公式戦成績には相関関係はないとされている。
 基本的には調整を最優先に選手起用がされるため勝ち負けは二の次で、中には公式戦想定の試合も含まれるが、采配も勝利に徹したものではない。元千葉ロッテの里崎智也氏も、「オープン戦のチーム成績は、公式戦の成績とは、まったく関係ないでしょう。それより一人ひとりの選手の調整の内容、成長、変化の部分のほうが大事。監督、選手も、オープン戦の順位は気にしていない」という意見。

 楽天の梨田監督も、「オープン戦の優勝など気にもしていない。新聞のそういうところを読まないからね。まあ、それよりオープン戦の勝ちは公式戦にとっておきたいよ」と、優勝を気にする素振りはなかった。だが、オープン戦でもし優勝を果たせば、嬉しいジンクスがある。過去10年を振り返ってみると、そのままシーズンでも優勝を果たしたのが4チーム。Aクラスを確保したのが3チーム。2007年に西武が5位になったが最下位のチームはない。こんなことを書くと、優勝を目標に掲げている梨田監督に怒られるかもしれないが、オープン戦で優勝をしておけば、まず最下位脱出だけは、果たせそうなのだ。

【過去10年のOP戦優勝チームと公式戦成績】

2015年 ソフトバンク(優勝、日本一)
2014年 ソフトバンク(優勝、日本一)
2013年 巨人(優勝)
2012年 ヤクルト(3位)
2011年 阪神(4位)
2010年 日本ハム( 4位)
2009年 ソフトバンク(3位)
2008年 西武(優勝、日本一)
2007年 西武(5位)
2006年 西武(2位)