交信不能のX線天文衛星「ひとみ」の現状 JAXA会見

フリーランス記者4:フリーランスのトリシマと申します。よろしくお願いします。2点お伺いしたいんですが。5ページの資料で26日の5時49分からのパスですでに姿勢と電源と温度分布について、異常のようなデータがあったということなんですけど、この異常の段階ではまだ衛星はセーフホールドモードに入るほどではなかったということなんでしょうか。それとも入ってたとしてもテレメトリが降りてないのでまだ把握できてないということなんでしょうか。

久保田:この段階では入っていなかったと考えています。

フリーランス記者4:それは、この異常というのはセーフホールドモードに入るほどのものではないと衛星が判断するようにつくられているという。

久保田:はい。この段階では。

フリーランス記者4:ある一定の値を超えれば入ると思うんですけど、それはまだ超えてないということでしょうか。

久保田:いろんな仕掛けを入れているんですけども、そこまでは入ってなかったということ。はい。

フリーランス記者4:もう1点なんですけれども、衛星が回転している可能性があるという、明滅しているということなんですけども、だいたい地上からの観測で10秒とか数秒に1回ぐらいというふうに推測されてると思うんですが、その程度の回転するということは予想されていたものなんでしょうか。それともその回転での回転で、機体は耐えられるように作られていらっしゃったんでしょうか。

常田:満田先生、(※判別できず)の観点からそういう速い回転があり得るかっていうのはコメントいただけますか。非常に大きい機体で、重いものを速く回すっていうのはエネルギーが要りますよね、力が。だから衛星が短時間で、静止してたものからそういう速い回転になるっていうのがちょっと今、考えにくい状態ですけど実際、地上からの観測であからさまな変化があるってことは機体がなんらかの回転をしてるということで、そのところも調査のポイントの1つであります。

フリーランス記者4:ありがとうございます。

司会:オクムラさん、よろしいですか。

朝日新聞:朝日新聞のオクムラです。この事象についてもう一度、所長の常田先生のご認識を、ご認識を常田先生にお尋ねしたいんですが、先ほど久保田先生が、物が分離していることもあって非常に重大な事象と考えているっていうことがありましたけれども、常田先生としてもISASとしてもそういうふうにお考えなんでしょうか。それから日曜日の日に発表していただいたときから状況は悪くなっているってことだと思うんですけども、その辺りも含めてコメントをいただけますか。

【中継録画】交信不能のX線天文衛星「ひとみ」の現状は? JAXAが会見