AFC U-23選手権決勝での手倉森監督。チーム作りはいよいよ最終局面に入る(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

どうやら厳しい戦いになりそうだ。8月に開幕するリオ五輪・男子サッカーのことである。14日にマラカナンスタジアムで行なわれたグループステージの組み合わせ抽選会の結果は以下のとおりだ。

 グループA:ブラジル、南アフリカ、イラク、デンマーク
 グループB:スウェーデン、コロンビア、ナイジェリア、日本
 グループC:フィジー、韓国、メキシコ、ドイツ
 グループD:ホンジュラス、アルジェリア、ポルトガル、アルゼンチン

 アジア王者として出場する日本はグループBに入り、アフリカ王者のナイジェリア、ヨーロッパ王者のスウェーデン、南米2位のコロンビアと対戦することが決まった。

 この結果を受けて手倉森誠監督が「全体的には満遍なく振り分けられていて、死の組もなければグループもないという印象」というコメントを残したように、日本のグループがにとりたてて難敵ばかりが揃ったわけではない。やや乱暴に言えばスウェーデンは高さ、ナイジェリアは身体能力、コロンビアは技術と、それぞれ異なるストロングポイントを備えており、そうした特徴をしっかりと把握し、柔軟に戦うことが求められる。

「日本にとっては良いグループに入ったと思います。勝っていくことで成長できる相手だからです」と指揮官がコメントしたのは、そうした理由からだろう。

 むしろ、厳しい印象を抱かせるのは開催地だ。

 日本は8月4日のナイジェリアとの初戦、7日のコロンビアとの2戦目をマナウスで戦い、10日の3戦目はサルバドールに移動してスウェーデンと対戦するが、マナウスは世界最大の流域面積と熱帯雨林を誇る大河・アマゾンのジャングルのまっただ中に開かれた都市である。高温多湿の熱帯気候のため、酷暑に苛まれることになり、中2日の連戦を乗り超えるためには、アジア最終予選の時のように、コンディショニングとメンバーの入れ替えが大きなポイントになりそうだ。

 2位通過となれば、おそらくグループAを首位で突破してくる開催国のブラジルと、準々決勝で戦うことになる。
   

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