新東京五輪エンブレム発表(撮影:山本宏樹/DELTA PHOTO)

共同通信:共同通信のタカハシと申します。野老さんにお伺いいたします。一番最初の質問で、おそらく五輪のマークとパラリンピックのマークと同じパーツを組み替えたものだということをご説明されたかと思うんですが、その同じパーツを使って違う形をつくり上げようと思われた、そこには何か五輪への思いというものがあるのですかということと、あとは今回、再び公募することになって、応募するチャンスが巡ってきたかと思うんですが、そのときに応募しようと決断されたその動機について教えていただけますでしょうか。

野老:1つは、数にこだわったっていうことでしょうか。はい。1つは、平等の精神というのは憲章とかに書かれてると思うんですけども、パラリンピックのほうの。やっぱり同じピースでつくりたいと思ったのはもともとそういう作風といいますか、作業をずっとしてたこともあります。それで抽象の形だと、いろんなことを思う方がいると思うんですね。すごく単純に言うと、丸いものと月の輪のような単純な形を同じ個数で描けないかなというのをずっと考えていたことなので、それがこの大会の精神とも合うんではないかなという思いはありました。

 応募の動機は、1つはやはり広く開かれているっていうことが単純にあります。あと、僕はアスリートにはなれないのだけれど、例えば金メダルをつくることに関われるんじゃないかみたいなことは、それは子供のころからのなんらか、何かオリンピックへの憧れというのはもちろん普通の子供としてありましたので。何かに関われるとするとこういうデザイン画だというのは思っていました。

司会:それではそうですね。こちらのブロックの紙を持ってらっしゃる方どうぞ。

毎日新聞:毎日新聞のオチアイと申します。宮田委員長に2つお伺いいたします。1つは、先ほど賞金100万円というふうにおっしゃったんですけども、この100万円という金額の中にはいわゆる著作権の放棄というか、というものも含まれているのかどうか。2つ目は、この100万円という金額の妥当性というのについて、一部の方からはこれだけのイベントで100万円というのはちょっと安すぎるんじゃないか、みたいな指摘が出ているかと思うんですけども、この2点についてよろしくお願いします。

【中継録画】新しい東京五輪エンブレムにA案 宮田委員長と王貞治氏が発表