<上の写真>1908年頃のロンドンの金融街、シティ、左がイングランド銀行、中央が株式取引所(1908年発行の『実業の日本』より、<下の写真>2005年のシティの様子

 経済学者として名高いJ.M.ケインズですが、投機への傾倒は相当なもので、注意喚起にも耳を貸さなかったと、同じく経済学者である、弟子のロイ・ハロッドも語っています。それほどまでにケインズを魅了した投機の背景にはどのような考えがあったのでしょうか? ケインズは独自の市場心理と投資家心理の重要性を説き、実践しながら投機に熱中する一方で、現在も財政に欠かすことのできない経済理論の数々を打ち立てていきます。巨万の富を築く一方、借金をしてまで投機にのめり込むケインズの姿を市場経済研究所の鍋島高明さんが解説していきます。

投資家の美学

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