人口当たりでみるペット関連事業所が多い都道府県ナンバー1は?(アフロ)

 2015年の民間調査(推計)によると、全国の犬と猫の飼育頭数は、犬が991万7000匹、猫が987万4000匹でした。いずれも飼育数は減っているようなのですが、ペットは家族同然の存在です。そのペットライフを支えるペットショップやペット用品店が最も多い都道府県はどこでしょう? 「当然、大都市圏でしょう?」と想像はつきますが、14年の経済センサスー基礎調査を人口当たりで分析してみてみると、意外な結果が浮かび上がりました。

全国のペット関連事業所総数は5045

 経済センサスでは農業、銀行業、飲食店など業界全体の従業員数や事業所数を把握できるだけでなく、より細分化された個別業種のデータも地域ごとに知ることができます。経済センサスには「ペット・ペット用品小売業」という項目があり、犬、猫、小鳥、熱帯魚などを販売するペットショップや、餌などペット関連商品を販売する事業所が含まれます。14年の調査結果によると、全国の事業所総数は5045に上ります。09年の調査時に比べて86減。全国的にはわずかですが減少したことが分かります。

 都道府県別の事業所数では、トップが東京都(640)。次いで大阪府(423)、神奈川県(355)、愛知県(346)、埼玉県(263)と人口の多い大都市圏が続きます。反面、少ない方では島根県(17)、鳥取県(17)、山梨県(26)、佐賀県(28)と人口100万人に満たない県が並び、人口規模が大きい地域ほどペット関連事業所が多いことが分かります。

人口当たりで最もペット関連事業所が多いのは?

 一方、人口10万人当たりの事業所数で比べてみましょう。総務省統計局の2014年10月1日時点の人口推計を基に算出すると、全国平均は3.97(小数点3位を四捨五入)。総数でトップだった東京都は4.78で3位、続く大阪府が4.79で2位、実数で4番手に付けた愛知県が人口比でも4.64で同じく4位とそれぞれ上位に食い込んだものの、1番ではありませんでした。総数で3位だった神奈川県に至っては3.90と全国平均を下回りました。

 栄光の人口比1位に輝いたのは静岡県。人口10万人当たり6.10事業所と他を大きく引き離しました。静岡県の事業所数は226と、09年と比べて28も増えていることもわかりました。この増加数は47都道府県のなかでも最多です。

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