そもそもバイリンガルとは? バイリンガルにも様々なレベルがある (写真はイメージ、提供:アフロ)

英語のバイリンガルを目指すには、子どもの頃からの早期教育が必要なのでしょうか? とりあえずコミュニケーションを取るのに困らない「ぺらぺら」を目指すなら、幼い頃から英語を学ばせるのもいいでしょう。しかし、さらにもう一歩踏み込んでビジネスや議論のツールとして高度な英語力を駆使できるようになるためには、英語学習の開始時期をあえて遅らせるという選択もあるかもしれません。

 母国語・外国語共通言語基盤を築くために、幼少期からやっておきべきことと効率よく外国語を身に付けられる時期について、東京コミュニティースクールの市川力さんが解説します。


  「英語力」は海に浮かぶ氷山の一角にすぎない

 英文の資料を片手にさっそうと会議室に入り、外国人相手に堂々と英語でプレゼンする。鋭い質問にもユーモアを交えながら的確に受け応えをする。相手の強い押しにもめげず、自らの立場をしっかり伝え、タフなネゴシーエションに耐える。そんな緊張の一瞬を済ませると、仕事のことは忘れて、野外でパーティー。美味しいお酒と料理を片手にさまざまな文化背景を持つ人々とフランクに打ち解けて話の花を咲かせる。

 英語バイリンガルでグローバルに活躍する人の「類型」はこんなイメージだろうか。さて、ここで問題になるのは、この「類型」的人物をグローバルに活躍する人材のモデルケースと考えたときに、いったい「英語力」がどの程度の重みを持つのかということだ。

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