来年オフにFAとなるダルビッシュ有の去就がもう注目を集めている(写真:USA TODAY Sports/アフロ )

 まだ2016年も終わっていないというのに、2017年シーズン終了後にFAとなるレンジャーズのダルビッシュ有投手(30)の契約の行方が話題になっている。

 メジャーリーグ公式ホームページが、日本時間27日、「ユウがメジャーと結んだ最初の契約の最終年を迎える」というタイトルで、この問題を報じた。タイトルの下には、「レンジャーズは2017年のダルビッシュが万全の状態であると予想しており、契約の延長にも関心を持っている」と、付け加えられている。

 記事は、ダルビッシュが日ハムからポスティングによりレンジャーズと巨額契約を結んだ5年前の経緯から説明。2011年の12月19日にレンジャーズが5170万ドル(当時のレートで約40億3300万円)で日本ハムから交渉権を得て、翌2012年の1月に6年契約、総額5600万ドル(当時、約46億円)で契約を結び、レンジャーズ側は、交渉権を得るためのポスティング入札を含めて、総額で1億700万ドル(当時、約83億4600万円)を要した。

 記事を書いたサリバン記者は、来年オフ初のFAとなるダルビッシュがレンジャーズと契約延長をした場合、総額で5年前にかかった1億700万ドル(現レート約125億円)を超える可能性が高いと予想した。

 「2015年はトミー・ジョン手術のために投げることができなかったが、30歳のダルビッシュは、レンジャーズで100試合に先発し、46勝30敗、防御率3.29の数字を残している。契約延長の場合は1億700万ドル以上になる可能性が高い」と表現し、見解を示した。

 同記事によると、メジャーの先発投手で年俸の平均額が3000万ドル(約35億円)に達している投手は4人だけ。ダイヤモンドバックスのグリンキーが3400万ドル(約39億8000万円)で最高額、レッドソックスのデービッド・プライスが3100万ドル、ドジャースのクレイントン・カーショーが3070万ドル(約36億円)、ナショナルズのマックス・シャーザーが3000万ドル(約35億円)だ。

 サリバン記者は、「ダルビッシュが来季素晴らしいシーズンを送れば、市場をこれに近いものにすることもできる」とし、ダルビッシュが、年俸3000万ドル(約35億円)に近い、大型契約を結ぶ可能性があることも示唆した。ただし、来シーズン、完全復調を結果で残さねばならないという。