東芝は27日、グループ会社を通じて買収した原発建設会社の米国CB&Iストーン・アンド・ウェブスター社(S&W)に関連して、現時点で数千億円規模の損失を計上する可能性があると発表した。損失額は確定次第、速やかに公表する方針。同日午後6時からの記者会見で、綱川智社長は「株主投資家はじめすべてのステイクホルダーにご迷惑、ご心配をおかけして心よりお詫びする」と陳謝した。

【中継録画】東芝が数千億円規模の損失計上可能性について会見

会見する東芝の綱川社長

 綱川社長は、WECから報告を受けたのは12月中旬であり、「WECのチェックが遅かったと認識している」などと釈明。経営責任を問う質問には、「責任は痛感している。この件に真摯にあたることに集中したい」と述べた。

 来年2月中旬に予定する東芝の第3四半期決算発表までに、損失額を確定させる方針。

(取材・文:具志堅浩二)

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