アイドルグループ「AKB48」が今年で結成12年目を迎える。

 「AKB48」といえば、姉妹グループも含めて、今や国民的アイドルグループとして現在も高い知名度や存在感を放っている。

 今年の「AKB48選抜総選挙」で史上初の2連覇を飾った姉妹グループ「HKT48」の指原莉乃や「AKB48」の渡辺麻友、小嶋陽菜、「SKE48」の松井珠理奈、「NMB48」の山本彩などの人気メンバーは、音楽番組以外にもバラエティー番組やドラマなどで活躍している。

昨年リリースのシングルはすべてミリオンを達成

 CDの売上に関しても昨年3月にリリースした『君はメロディー』が129.5万枚、同年6月の『翼はいらない』が151.9万枚、同年8月の『LOVE TRIP/しあわせを分けなさい』121.4万枚、同年11月の『ハイテンション』120.3万枚と、すべて売り上げ枚数100万枚を突破。

 昨年の「総選挙」の模様を中継したフジテレビ系「第8回AKB総選挙SP」は第3部の視聴率が17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、大きな関心を集めているが、その一方で最近囁かれているのが若手メンバーの伸び悩みだ。

 「AKB48グループが“短命”と言われるアイドル、アイドルグループでありながら、ここまで長期間にわたって人気を維持できた要因の一つとして、世代交代やニューヒロインの誕生は無視できないでしょう。そういう意味では若手メンバーのさらなる飛躍が期待されます」とはアイドル誌の編集者。

 「AKB48」の歴史を振り返ると、元祖エースで1期生の前田敦子をはじめ、2期生の大島優子、3期生の渡辺、そして昨年の総選挙で2連覇を達成した5期生(※現在は「HKT48」に所属)の指原と、常に新たなヒロインが誕生し、グループの人気を牽引してきた。

侮れない島崎遥香の功績

 「指原さん以降のニューヒロインという意味では、昨年いっぱいでグループを卒業した9期生の島崎遥香さんの功績も大きかったと思います。現役時代は“ポンコツ”だとか、“塩対応”だとか一部のアンチファンから叩かれていましたが、シングル曲のセンターを務めたというだけでなく、アイドルファン以外からもその存在が広く認知され、その知名度の高さは『AKB48』にとってかなりプラスになっていたと言えるでしょう。アイドルグループがメジャーな人気を集めるためには、コアなアイドルファンに支持されるだけでなく、一般的知名度の高いメンバーの存在は必要不可欠です」(同アイドル誌編集者)

 現役メンバーの中にも、昨年6月にリリースされた44thシングル『翼はいらない』でセンターを務め、同年の「総選挙」で13位にランクインして選抜メンバー入りを果たした15期生の向井地美音(むかいちみおん)をはじめ、将来を嘱望されている若手メンバーはいる。

 だが、一般的な知名度という点においては、今のところ先輩エースたちの域には達していないと言わざるを得ないだろう。

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