昨季限りで引退したアレックス・ロドリゲスがヤンキース監督候補に浮上してきた(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

 現役時代にはステロイド使用し、試合中に女性観客をナンパしたりなどの問題があったアレックス・ロドリゲス氏が、なんと、ヤンキースの将来の監督候補に挙がっているという。

 米スポーツ専門局ESPN電子版が、「A・ロッドがヤンキースの将来の監督に? 笑ってはいけない」という見出しで報じたもの。

 A・ロッドのヤンキース監督説が出てきた発端は、ヤンキースのハル・スタインブレナーオーナーの発言だ。
 昨シーズン限りで引退したアレックス・ロドリゲス氏は、現在、オーナーの特別アドバイザーという肩書き。フロリダ州タンパでのスプリングトレーニングで臨時特別コーチを務めることが発表されている。

 ESPNは、ハル・スタインブレナーオーナーが記者の取材に答える動画を掲載。アレックス・ロドリゲスの役割を拡大していく予定はあるかと聞かれ、「もちろんだ。彼もテレビの仕事があり、彼の生活でもいろいろなことがあるだろう。まだ話はしていないが、彼はよくチームに関わってくれて、若い選手たちを相手にとてもよい仕事をしてくれている。これからも違った方法で、彼がチームに関わってくれるよう話し合いを続けていく」と話した。

 これを受けて同記事では、「ハル・スタインブレナーオーナーは新しいアドバイザーの組織内での役割を広げていくと話している。いつの日かアレックス・ロドリゲスがヤンキースの監督になる可能性を排除すべきではないだろう」と解釈。さらに、「アレックス・ロドリゲスは監督になりたいと思ったことはないと話していた。しかし彼は、これまでも多くのことにそのように話していたが、結局はやってきた」と続け、現時点でA・ロッドは監督職に関心を持っていないようだが、彼には過去にさまざまな事柄を翻意してきた過去があり、決してそれが本音でないことを指摘した。

 なぜ、ハル・スタインブレナーが、問題行動がありながら、メジャー歴代4位の通算696本塁打を記録しているA・ロッドに将来の監督として興味を抱いているのか。