撮影:倉谷清文

 フィンランドの首都ヘルシンキ。北欧ということで日本から遠いイメージのあるフィンランドだが、日本からは一番近いヨーロッパの国である。

 フィンランドは国土のおよそ1割が水域で、湖の数は約19万あるという。ヘルシンキに近づくにつれて湖が数多く点在する風景が飛び込んでくる。まさに“森と湖の国”と言われるフィンランドの地形が実感できる。

 飛行機で旅をする時、その機窓からの眺めも楽しみの一つだ。着陸態勢に入った時、その町で暮らす人々の世界に入り込んだ一瞬を感じるタイミングがある。それは、船、電車、車といった交通の流れを確認した時だ。風景写真の世界から一気にこの町に来たんだなと思う。

 ここヘルシンキはいい意味でコンパクト。比較的狭いエリアで見所を回ることができる。まるでガイドブックの地図をトレースしたかのような風景にシャッターを切った。

(2015年10〜11月撮影)

フォト・ジャーナル<“森と湖の国” 冬のフィンランドを行く>-倉谷清文第2回

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