山下健二郎(撮影:磯部正和)

 ダンス&ヴォーカルグループ「三代目J Soul Brothers」のパフォーマーの山下健二郎(31)が、dTVとフジテレビがタッグを組んだオリジナルドラマ『Love or Not』で初主演を務めた。近年、登坂広臣や岩田剛典などが映画で主演を務めるなど、メンバーがソロで俳優活動を行うケースが増えている同グループだが、山下自身も「もう一本の軸としたい」と断言する。そこにはどんな思いがあるのだろうか?

この先パフォーマーとしてどのくらい踊れるのか?

 「主演という立ち位置は、なかなかいただけないチャンス。すごく大事にしたいと思いました」とドラマ初主演の率直な感想を述べた山下。飛ぶ鳥を落とす勢いの「三代目J Soul Brothers」のパフォーマーとしての地位を確立しながらも、高い意識で臨む俳優業。そこには山下自身のビジョンが大きく影響している。

 「もともと昔からダンスをやっていたので、パフォーマーになりたいというのが一番の夢だったんです。だから『三代目J Soul Brothers』に加入できたときはものすごくうれしかった。一方で、三代目に入る前に『劇団EXILE』として活動していたとき、演技の素晴らしさを知ったんです。三代目に入って7年になるのですが、この先、パフォーマーとしてどのぐらい踊れるのかなと考えたとき、そう長くはないと思うんです。パフォーマーを引退したあと、確実にやりたいと思っているのが演技なんです。僕にとっては、ダンスとお芝居の二つを大切に育てていきたいんです」

「男くさい集団」のイメージ払しょくしたい

山下健二郎(撮影:磯部正和)

 「三代目JSB」のメンバーは、それぞれ俳優活動を行っているが、山下はどんなタイプの俳優を目指しているのだろうか。「僕は、関西出身で、人を笑わせることが好き。“ど真ん中”もできることはもちろんですが、『三代目J Soul Brothers』という枠を取っ払って、三枚目の役もきっちりとできる、広いレンジを持った俳優になりたいです」

 目指している俳優を問うと、「たくさんいるのですが、沢村一樹さんや、濱田岳さん、阿部サダヲさん、海外だとヒュー・グラントやジム・キャリーが好きですね。嘘くさくないというか、お芝居がリアルですし、飾らない素晴らしさも感じます。コミカルな演技も最高ですよね」と語る。

 そんな山下の言葉どおり、『Love or Not』で演じている幸助というキャラクターは、ピュアで男らしい面も持っているが、お調子者でおっちょこちょいで三枚目的な立ち位置の会社員という設定だ。「『三代目J Soul Brothers』って、映画『HiGH&LOW』などを観ている人には“男の中の男”みたいなイメージを持たれているかもしれませんが、この作品を色々な方に観て頂いて、男くさい集団だと思われている部分を払しょくできたらと思っているんです。うちのメンバーは7人それぞれ考え方も表現の仕方も違うし、個性的でバラバラなのですが、一人一人切り取ると、みんなユーモアがあって面白い人なので、僕を通して、そういう部分もこの作品で伝えられたらいいですね」

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