日銀・黒田総裁会合後の会見4月27日(THE PAGE編集部)

ブルームバーグ:ブルームバーグの日高です。先ほどからいくつか日銀の出口について質問があったんですが、いつもどおり黒田総裁、時期尚早ということでお答えになってらっしゃいます。なぜここに注目というか関心が増えているかというと、やはりもともと13年に始まって、2年で蹴りを付けるというふうに始まった異次元緩和が、4年から5年になり、で、2%に達するというのも18年度ごろというふうにおっしゃってますけども、民間のエコノミストは、いや、それも難しいだろうといっていると。

 この、今の異次元緩和を続ければ続けるほどバランスシートが膨らんでいくわけで、で、バランスシートが膨らめば膨らむほど出口が難しくなるというのはこれは議論の余地がないことではないかと思います。だからこそ今、どういうふうにお考えなのか、われわれに示してほしいというのがいろんな声だと思うんですけども、その時期尚早というのはやはり説明責任というのを果たしておられるのかどうかと、やっぱり疑問があります。

 で、いくら言っても時期尚早ということだと思いますので、ちょっと具体的なことについてお聞きしたいんですが、日銀の財務が赤字になるかもしれない、あるいは債務超過になるかもしれないっていう、一部の声に対して黒田総裁は国会、あるいは記者会見かもしませんけども、日銀にはシニョレッジ、通貨発行益があるので大丈夫だっていうようなことをおっしゃってるんですけども、この通貨発行益っていうのも裏付けになるのは日銀が無利子で発行できる日銀券があるからこそシニョレッジが発生するわけです。

 で、シニョレッジっていうのは金利が上昇していけば、日銀券っていうのはどうなるか分かりません。今、100兆に水膨れしてますけども、金利が上がっていくうちに何兆に減るか、まあ、増え続けるのかもしれませんけれども、これは未知なわけです。で、こういうふうに大きく増減するかもしれないものを根拠にシニョレッジがあるから大丈夫だっていうのは、やはりここはあんまり説明になってないのではないかと思います。この日銀券、シニョレッジについてどのようにお考えなのか、また詳しいお考えをお聞かせください。

※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。

【中継録画】日銀・黒田総裁が会見 物価上昇率見通しは?