#01 最終局面を迎える作戦

(撮影:鈴木雄介)

2014年6月、ISに街全体を占拠されたイラク第二の都市モスル。人口約180万人を擁するこの街は、イラクにおけるISの最大拠点である。

昨年10月からアメリカ主導の有志連合とイラク軍・イラク連邦警察による奪還作戦が始まった。今年 1月にはチグリス川を挟んで向かいの東部が取り戻され、現在ISの支配地域は北西部の17地区を残すのみとなっている。イラク陸軍参謀総長は奪還作戦が5月中に完了するとの見通しを示しているが、未だ50万人近くの市民がこの地域に残り、食料、水、医療がほぼない状態で暮らしているという。

2017年4月後半、最終局面を迎えつつあるイラク内のISとの戦いを自分の目で見るために僕はモスルに向かった。