ロッテのドラ1佐々木は6四球4失点と荒れて3敗目

ロッテが5年ぶりの8連敗を喫した。18日のzozoマリンでの西武戦。先発のドラ1、佐々木千隼が5回までに4失点すると、チーム打率1割台の打線が沈黙。最終回にチーム通算7500号となる2号ソロをパラデスが放って完封負けは防いだが、焼け石に水状態で1-5の完敗だった。泥沼の8連敗で借金は大台の「20」に乗ってしまった。12球団で唯一、2桁勝利を挙げることができていない(9勝29敗)。

 試合後、伊東監督は「笑うしかない」と青ざめた表情で会見の場所に現れた。

「なかなか攻撃のリズムが作れないけれど、先発は自滅。フォアボールが、7,8つでは野球にならない。特に先頭を簡単に歩かせると、野手はまたかとなるし、足のある走者だと盗塁をされる。同じやられ方。プロとして最低レベルのストライクを取るコントロールが必要だ」

 先発のルーキーの佐々木にも容赦がなかった。
 
 シュート回転のボールが甘く入ると痛打されるため、コーナーを厳しく攻めることになって、それがボールになり、5回までに6四球。1回、2回と、先頭を四球で歩かせ、2回はそれが失点につながった。3回、5回といずれも失点に四球が絡んだ。クイックができないので足も使われる。シンカーは非凡で6三振を奪うが、軸となるストレートに球威が欠けるため、その武器を有効に利用できなかった。5球団が外れ1位で競合した好素材も、チームの不振に飲み込まれて自信を失っているようにも見えた。

 打線も5回まで1番で起用された根元のヒット1本だけ。6回、8回と走者をためたが、「チャンスで1本が出ない」と伊東監督。「(甘い球を)一発で仕留める力がない。ファウルになってしまう。(打席でのタイミングの)準備が遅い。全体的に受けに立ってしまっている」と、不振理由を指摘した。
     
 この日、新外国人として、WBCにキューバ代表として出場したロエル・サントス外野手(29)の獲得が発表された。打席内で走りながら打つ打法が注目を集めたリードオフマン。推定年俸は20万ドル(約2220万円)で、早ければ30日に来日予定。林球団本部長は「補強ポイントの中に1、2番が固定できずリードオフマンがあった。打率や出塁率が伸びていないというところがあり、リードオフマンの出塁率が重要と認識してきた。それに見合う選手」と説明したが、チームが求める補強ポイントはそこではない。