#01 最終局面のモスル奪還作戦

(撮影:2017年5月)

 イラク第二の都市で180万の人口を抱える都市モスル。2014年以降、過激派組織「イスラム国」(IS)の最大拠点となったこの街では、西部にISが立てこもって最後の抵抗を続けている。米国が主導する有志連合のバックアップを得たイラク軍とイラク警察が徐々に彼らを追い詰め、モスル奪還は時間の問題である。

 しかし、3月に行われた米軍による激しい空爆や市街戦で、街は大きく破壊されてしまった。そこに住んでいた市民は、IS支配地域から命からがら脱出してくる者もいれば、解放された地区に戻る者もいる。いまだ混沌としたモスル西部の様子を5月に、イラク警察軍の許可を得て撮影することができた。