そうなると、しっかりコストをかけていればもっと売上高が上がっていたにもかかわらず、それを犠牲にしていますから、経済は縮小均衡のままで、結果として賃金も物価も上昇しないことになります。労働時間を減らしていますから見かけ上の生産性は向上しますが、儲かった結果として生産性が向上したわけではなく、経済は上向きません。

 このようになってしまう根源的な理由について、中曽氏は「賃金や物価が上がりにくいことを前提にした考え方が根強く残っていることが原因」と指摘しています。中曽氏は、こうした状況はいつまでも続かないとも主張していますが、果たしてどうなるのでしょうか。

(The Capital Tribune Japan)

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