8日未明から明け方にかけて、晴れていれば日本全国で部分月食が観測できます。国内で月食が見られるのは、2015年4月4日の皆既月食以来、約2年4か月ぶりとなります。

月食中の月の位置(提供:国立天文台)

 今回の部分月食では、最大で月の直径の約1/4が欠けます。8日午前2時22分、南西の上空にある月が欠けはじめ、高度を下げながら、午前3時21分に欠けた部分の大きさが最大に。その後、月はさらに下がりつつ、欠けは小さくなり、午前4時19分には元の丸い形に戻ります。

 国立天文台によると、全国各地で観測が可能ですが、国内でも沖縄県など南西の地域ほど、日の出の時間が遅いため観測時の空は暗く、かつ月の高度も高いので、観測しやすいそうです。観測は肉眼でも可能です。

月食のしくみ(提供:国立天文台)

 当日の天候は、ウェザーニューズによると「現在接近中の台風5号次第であり、予測が難しい」としています。今後の台風5号の動きによっては、残念ながら曇りや雨のため観測できない地域も出てくるかもしれません。

 国内で次に月食を観測できるのは、約半年後の2018年1月31日(皆既月食)です。

(取材・文:具志堅浩二)

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