[写真]大輪も開いて

 長野市の飯綱高原にある大座法師池(だいざほうしいけ)で10日夜、恒例の「飯綱火まつり」があり、近くの飯綱山の御神火を頂く行事や花火大会がにぎわいました。

 山に囲まれた大座法師池は市民にも親しまれている飯綱高原の一角にあり、標高約1000メートル。花火と生演奏の音楽など多彩な演出が家族連れなどを楽しませました。

 夕闇が迫る午後7時半すぎから、国際的に活躍している音楽家「喜多郎」のシンセサイザーの曲が流れ、高原の木々を映す池の水面と吹き渡る風が幻想的な世界を演出。

 この後、8時から本格的な花火の打ち上げとなり、飯綱山麓を彩りました。打ち上げ花火のほかにナイアガラも大座法師池に光の帯を広げ、観客は大きな拍手を送っていました。

 これに先立つ火まつりの行事では、飯綱山から大座法師池まで運ばれた御神火で山岳信仰にちなんだ催しを行い、家内安全などを祈願。子供みこしも繰り出して夏祭りの雰囲気を盛り上げました。

 飯綱火まつりは今年で50回目を迎える伝統のイベント。飯綱山は古くからの山岳信仰の地で、市民の登山などでにぎわいます。大座法師池は山の南側にあり、周辺にスキー場やキャンプ場が設けられています。


■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間地元TVで解説

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