試合開始直後の初球をホームランにされたダルビッシュ。本拠地初戦を勝利で飾ることはできなかった。(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

ドジャースのダルビッシュ有(31)が16日(日本時間17日)、移籍後初めて本拠地ドジャースタジアムのマウンドに立ち、ホワイトソックスに対して6回を投げ3発のソロ被弾による3失点に抑えたが、勝利投手の権利を得られないまま降板した。この日は31歳のバースデー。日米あわせて初めてのバースデー登板となったが、奪三振もたった2つの内容で、記念日を飾ることができなかった。

 本拠地のドジャースタジアムのマウンドに初めて立つ。その興奮が冷めやらない初球をホワイトソックスのトップバッター、Lガルシアに捉えられた。高めの浮いたフォーシーム。打球はライトスタンドに消えた。さらに一死からアブレイユに三塁線を破られたが、話題のルーキー、4番のデルモニコを一塁ライナーに打ち取る。飛び出た走者にタッチしてダブルプレー。最小失点で切り抜けたダルビッシュは、二回からフォーシームを軸にしたパワーピッチングで立ち直ったようかに見えた。

 7月31日のトレード期限ギリギリでドジャースに移籍して以来、2戦2勝。ワールドシリーズ制覇を狙うチームは、必ずダルビッシュに援護をくれる。

 この日も2回に一死三塁から暴投を誘い、あっさりと同点。3回、投手のロドンに三塁線に流すヒットを許すが、Lガルシアを二塁ゴロ。一度は併殺が崩れたと判定されたが、ドジャースベンチはチャレンジに成功して併殺打となり、結局、この回は3人で終わらせた。

 しかし、ダルビッシュは4回一死からデルモニコに勝ち越しソロアーチを浴びた。甘く入ったスライダーだった。その裏、ヘルナンデスの11号ソロが飛び出て、同点にしてもらったが、6回にはアブレイユに外寄りの変化球をすくわれて、また勝ち越しの一発を許してしまった。

 ここ2試合、連続で2桁三振を奪っていたダルビッシュが、この日はたったの2つ。けだるそうな仕草を時折見せ、抜けたボールが目立つなど、らしくないピッチング内容で2-3のスコアで90球降板した。
 6回8安打3失点だった。