[画像]金井宇宙飛行士の会見で使用されたスライド画面

 今年12月から半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する予定の金井宣茂(かない・のりしげ)宇宙飛行士が24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の東京事務所で会見した。

 会見は3部構成で、金井飛行士の会見の後、ミッションで行う実験やISSの日本実験棟「きぼう」運用管制についての説明も行われた。

【中継録画】金井宇宙飛行士がISS長期滞在へ JAXAで会見

■登壇者紹介

司会:定刻になりました。JAXA宇宙飛行士と「きぼう」の実験計画を担当するインクリメントマネージャ、地上から「きぼう」の運用を行う管制官の代表であるフライトディレクタによる記者会見を始めます。本日の記者会見の司会、進行を担当させていただきますJAXA広報部、報道・メディア課の永松愛子と申します。よろしくお願いいたします。それでは登壇者の皆さま、入場をお願いいたします。

司会:はい。まず初めに本日の登壇者について簡単に紹介させていただきます。皆さまから向かって右側から金井宣茂宇宙飛行士。右側から2番目、3番目の2名が金井宇宙飛行士が「きぼう」で実施する実験等の計画を行うインクリメントマネージャです。金井飛行士のインクリメント前半、インクリメント54を担当する尾藤日出夫。後半のインクリメント55を担当する松本聡。そして金井飛行士が「きぼう」にいる間、地上より「きぼう」の運用を行う管制官代表であるインクリメント54の担当をする佐孝大地。インクリメント55を担当する中村大地です。

はい。ではアジェンダに沿いまして、まず最初に金井飛行士より、長期ミッションの概要についてご紹介をさせていただきます。はい、では。

ロシアのベテラン船長と仲の良い米宇宙飛行士とチーム

金井:皆さま、本日は暑い中、お越しいただきましてありがとうございます。また本日はライブ中継もYouTubeを通して行われているということで、ライブ中継を見守ってくださっている皆さまも、本当にどうもありがとうございます。実は先日7月に打ち上げがありまして、私たちよりも半年前にミッションを行うクルー3人が打ち上がりましたが、そのバックアップクルー、つまり控え役として一緒に最終試験、最終訓練、そして打ち上げまで体験してきまして、いよいよそのクルーが打ち上がったあと「ああ、次はわれわれの番だなあ」ということで気分を新たにして今、訓練を始めたところです。では早速ですが、スライドの説明をさせていただきます。

 私の長期滞在の予定ですけども、本年12月、まだ期日は確実には決まっておりませんが、12月にロシアの宇宙船ソユーズで、国際宇宙ステーションへ打ち上がりまして、約半年の間、宇宙滞在を行う予定です。一緒に飛行する、宇宙飛行をするクルーの紹介なんですけれども、(図の)ロシアの国旗の上にあるロシア人の船長さんがアントン・シュカプレロフ船長で、彼は今回3回目のフライトという、宇宙飛行という、ベテランの宇宙飛行士です。彼の一番最初のミッションのときには、同じソユーズ宇宙船ではなかったんですけれども、JAXAの古川飛行士と一緒に長期滞在をしておりまして非常に日本びいきの明るい豪快な船長さんです。

 (図の)アメリカの国旗の上に書いてある アメリカの国旗の上にいるスコット・ティングル宇宙飛行士はNASAの宇宙飛行士で、彼は今回、私と一緒で初飛行になります。2009年に宇宙飛行士の候補者としてアメリカで選抜を受けまして、実は同じクラスメートで2009年からずっと一緒にいろいろな訓練をしてきましたので、非常に仲良しで、勝手知ったる仲間と、そしてベテランの船長と3人、いいチームでミッションができるんじゃないかなと考えております。

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