U-18の野球ワールドカップの予選(オープニング)ラウンドの第2戦、日本対米国戦が現地のカナダ・サンダーベイで行われ、日本は0-4で敗れた。4番に座った清宮幸太郎(早実)、甲子園で大会最多本塁打記録を更新した中村奨成(広陵)は揃って150キロ級のメジャー予備軍米国投手陣の前にノーヒット。6回途中まで投げた先発左腕の川端健斗(秀岳館)が4失点しながら15奪三振の三振ショーを演じたが、打線が援護することができず、前大会の決勝で敗れた米国へ“第1ラウンド”ではリベンジを果たせなかった。
 
 激しい雷雨のため試合開始は30分遅れた。
 清宮は、キャプテンとして「ずっとオンでは疲れてしまうのでオンオフをしっかりつけよう」と声をかけていた。一回一死一、二塁の先制機で清宮に打席が回ってきた。だが、先発、マーセウの低めストレートを打たされて4-6-3のダブルプレー。

 日本の先発、川端は、二回一死三塁から外に外すストレートを巨漢のカサスに逆方向へパワーで強引に運ばれて先制2ランを許した。さらに続くマクネアに四球を与えたところで、再び雨脚が強くなり、一時中断となった。1時間30分ほど天気の回復を待ってから再開。円陣を組み、清宮が「叩きこまれないように、ここから気持ちを入れていこう」と気を引き締める。コンディション調整が難しい状況の中、川端は、4イニングで10個と凄いペースで三振奪取ショーを続けて追加点を許さない。

 米国は、試合再開後、左腕のウェザースにスイッチしてきたが、4回一死一塁で巡ってきた2度目の打席でも清宮は、バッティングをさせてもらえなかった。2つの空振りで、追い込まれてから145キロのストレートにバットを合わせるのが精一杯。センターフライに倒れた。

 ストレートが抜群に切れていた川端は、カーブとのコンビネーションでさらに三振の山を築くが、5回、振り逃げの走者を許し、送りバントなどで一死三塁とされた。3番のゴーマンを三振に打ち取るが、そのボールを中村奨成(広陵)が後ろにそらした。一塁へ送球している鋤に三塁走者にホームをつかれ3点目を許す。川端は6回にも二死から清宮が打球を弾いて走者を出塁させたところから、ワンチャンスをものにされて1点を失い、0-4とリードを広げられた。