サッカーの元日本代表、前園真聖さんと元女子日本代表の澤穂希さんが4日、都内のイベントに参加し、来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会への出場を決めた日本代表と世界を目指す少年たちにエールを送った。

 イベントは、サッカーU-12の世界一を決めるFIFA公認の国際大会「ダノンネーションズカップ」の日本大会開催が決定したことを発表するもの。来年4月に行われ、優勝チームは秋の世界大会に出場できる。世界大会では、2012年にレジスタFCが準優勝、2013年は横浜F・マリノスプライマリーが3位、そして2014年には横河武蔵野フットボールクラブジュニアが日本代表チームとして初優勝を飾り、2016年はヴァンフォーレ甲府U-12が準優勝している。今回の日本大会では地方予選が復活するほか、女子大会が初めて開催される。

[写真]時折笑いを誘いながらも日本代表にエールを送った前園さん(右)と澤さん

 スペシャルゲストとして招かれた澤さんは、自身が15歳で女子日本代表に選出された経験から、子ども時代に世界を相手に戦う機会はその後のサッカー人生につながると語った。「海外の強い選手と戦うと、強い中でも一緒にプレーしたら楽しいだろうなという気持ちになったし、そういう初心があったから世界一になりたいという目標ができた」。

 「練習でできないことは試合でできない」といい、小さい頃はトラップならトラップなど、こだわりを持って自分の納得がいくまで繰り返し練習したと振り返った。

 日本大会のアンバサダーを務める前園さんは、サッカーに打ち込む子どもたちに対して「ジュニア世代ではうまく行かないこと、怒られること、負けることがあるが、途中で止めないで続けることが大事」と呼びかけた。

 “大人の”日本代表は8月31日に豪州を破り、ロシアW杯出場を決めた。「豪州戦の日本代表は戦っていた」と語る前園さんは、世界で勝つには気持ちの強さも大事だと評価。「前回(ブラジル)大会は期待されたが力を出しきれなかった。今回は経験ある選手がいて、若い選手が非常に成長している。どういうサッカーを見せてくれるか」と2大会ぶりの予選突破に期待していた。

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