中国女性のコマ回しやジャグリング、ダンス、手品も――。2日、長野市で開いた「ながの大道芸フェスティバル」は全国から集まった大道芸のプロたちが街頭で妙技を披露し、詰めかけた家族連れなど市民を沸かせました。

 フェスティバルは長野商店会連合会などの実行委員会が「街のにぎわいを」と毎年主催し、今年で20回目。初秋のイベントとして定着しています。今回は約30のグループや個人が参加。昼過ぎから夕刻まで善光寺表参道などを歩行者天国にしてそれぞれのパフォーマンスを繰り広げました。

[写真]ジャグジーを締めくくる炎のパフォーマンス

 1人でギターやハーモニカ、シンバルなど多数の楽器を演奏するワンマンオーケストラや手品、ダンス、独特の服装や変装で無言のまま歩き回る「ウオーキングアクト」など大道芸はさまざま。

[写真]ウオーキングアクトに「銀色のサラリーマンだ」と子どもたち

 頭からつま先まで全身を銀色にペイントして歩き回るパフォーマンスの男性は街角のあちこちに出没して通行人のまねをして後を付いて回り、びっくりさせたり笑わせたり。子どもたちは「怖いけれど面白い」と後を付いて回りました。

[写真]中国のグループのコマ回しに喝采も

 中国雑技芸術団の女性たちによるコマ回しの芸では、高く跳ね上げたコマを正確に受け止めて器用に演技を続け、喝采を浴びていました。

[写真]長い足で華麗なダンス

 足を長くした男女2人のダンサーは、タンゴなどの音楽に合わせて華麗な踊りを披露。沿道の男性を引き込んでダンスをするなど、街角をダンスフロアにして楽しませました。

 このほか歌謡曲を交えたパフォーマンスやカッパの姿で登場したウオーキングアクト、複数のボールを空中で操るジャグリングなどが街角をにぎわせました。

 普段目にすることのない大道芸の数々に喜んだのは子どもたち。びっくりしたり友達と一緒に笑いながら走り回ったり、たっぷり楽しんでいました。フェスティバルに合わせて地元商店街はプレゼントを用意したセールスを展開。主催者は手品の体験教室を開くなど盛り上げに知恵を絞っていました。


■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説

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